人材育成体系Developing Human Resources

Developing Human Resources 「社会人基礎力」
「現場力」の強化

建設業界では、若手技術者における「社会人基礎力」、中堅以降の技術者における「現場力」の低下についても解決すべき課題の一つとされております。アクトエンジニアリングでは、建設技術者を対象とした社内向け教育訓練を実施しております。キャリアアップ措置(教育訓練)にも対応すべく「導入教育」「技術教育」「人財教育」について内容を充実させました。

社内育成の特徴

これまでの「導入教育」と「技術教育」をベースとした社内教育に、「社会人基礎力」「現場力」低下の課題に対応するため、ビジネスマナー、コミュニケーション、リスクマネジメント、技術者倫理等で構成される「人財教育」を強化。全ての社員を新人社員・若手社員・中堅社員・ベテラン社員に層別し、「導入教育」「技術教育」「人財教育」の3つからアプローチを実践しています。

  1. 01長期的かつ段階的な
    育成アプローチ

    アクトエンジニアリングは5年間の重点育成期間を設けており、じっくりと人材を育成するアプローチを採用しています。これは、多くの企業が新入社員を即座に現場に配属させる傾向がある中で、際立った特徴となっています。

  2. 02包括的な社内教育
    プログラム

    「導入教育」「技術教育」に加え、「人財教育」を強化し、社会人基礎力や現場力を重視しています。これにより、技術面だけでなく、ヒューマンスキルの向上も図っています。

  3. 03実践的かつ最新の
    知識・技術の提供

    大手・準大手ゼネコンから選抜された経験豊富な講師陣による実践的な講義を提供しています。これにより、現場で即戦力として活躍できる人材の育成を実現しています。

  4. 04キャリアステージに
    応じた研修体系

    新入社員研修、年次研修、職種別研修、リーダーシップ研修など、各キャリアステージに応じた体系的な研修プログラムを用意しています。これにより、長期的なキャリア開発をサポートしています。

  5. 05外部機関との連携

    建設技術者の教育訓練施設である「富士教育訓練センター」への参加を通じて、施工管理のポイントや「ものづくり」の厳しさ・楽しさ・達成感を体感させる機会を提供しています。

育成体系の概要

導入教育 技術教育 人財教育
新入社員 富士教育訓練センターでの講義・実習(ものづくり原点教育)
情報セキュリティ
施工管理技術者の業務
現場用語の手引き
建物のライフサイクル
ビジネスマナー・ルール
若手社員 品質トラブル事例、業務フロー
コンクリート管理、施工図
仮設計画、仮設構造計算
社会人基礎力
コミュニケーション能力
中堅社員 コンクリートひび割れ防止
鉄骨工事、仕上工事の基礎
技術者倫理、リスクマネジメント
ストレスマネジメント
ベテラン社員 施工計画とトラブル事例
実践的VEの基本
現場運営管理のポイント
建設業界の現状
建設業界の働き方改革